みかんちゃんのコンピュータたち

kinkan

金柑はミカン科キンカン属に分類される常緑低木の総称である。果実の大きさは直径 2–3 cm と柑橘類の中で最も小さく、皮ごと食べられることが特徴である。果皮は甘く、果肉はほどよく酸っぱい。また、ややほろ苦い後味が残る。美味しい。

みかんちゃんのネットワークの根幹を担っているマシン。攻撃するならこれがおすすめ。

椪柑はミカン科ミカン属に分類されるインド原産の柑橘類である。名前のポンはインドの地名プネーに由来する。果実は蜜柑よりも甘味が強く、独特の甘い香りが特徴である。果皮はごわごわした手触りだが剥きやすく、内皮も柔らかいため食べやすい。美味しい。

unstable.kusaremkn.com はこのマシンから提供されている。それ以外の仕事を与えられていないので暇を持て余している。

文旦はミカン科ミカン属に分類され、木は 3 m ほどまで育つ。果実の大きさは品種にもよるが、直径 15–25 cm と大きい。果皮のアルベドの厚さが特徴で、果実の半分を占める程である。果肉は果汁が少ないが、独特の甘味とさっぱりとした風味を持つ。美味しい。

出張しているため手元に存在しない。イラストは 3 秒くらい掛けて描いたものを GIMP で加工した。

伊予柑はミカン科ミカン属に分類される、日本が原産とされる柑橘類である。果実は艶のある濃い橙色で、直径は約 8 cm ほどである。果皮はやや厚めであるが、手で剥くことができる。果肉は柔らかく果汁を多く含んでおり、甘味酸味のバランスが良い。美味しい。

メインでこき使われているマシン。みかんちゃんの持っているマシンの中で一番マシな性能を誇る。外観からも分かるとおり、事実上の iMac Pro である。

蜜柑はミカン科ミカン属に分類される常緑低木である。現代において単に蜜柑といった場合は温州蜜柑を指す。果実は直径 5–7.5 cm の扁球形で、果皮が柔らかく剥きやすい。そのまま生食されるほか、缶詰やジュースに加工される。美味しい。

みかんちゃんのお友達。 3D Touch を使える最後の機種であるために新しい機種に乗り換えられない。

檸檬はミカン科ミカン属に分類される。柑橘類の中でも主に酸味や香りを楽しむ、香酸柑橘類に属する。果実は紡錘形をしており、熟すと黄色になる。主に果汁が食用され、その強い酸味と香りからさまざまな料理に添えられる。美味しい。

ノートパソコンと呼べる唯一のコンピュータだった。長年の酷使の末、とうとう電源が入らなくなってしまった。

マンダリンオレンジはミカン科ミカン属の常緑低木である。成熟した果実は黄色や橙色になる。清の官吏が纏っていた服の色が果実の色に似ていたことからその名がついた。果皮を乾燥させたものは陳皮と呼ばれ、漢方や七味唐辛子に用いられる。

学校に幽閉されて酷使させられている。小さいくせにかなり使える。

枸櫞酸は柑橘の果実に含まれる、無色・無臭の有機化合物である。化学式は C₈H₈O₇。味は酸っぱい。枸櫞とはマルブッシュカン、英語でシトロンと呼ばれる柑橘類である。果肉は酸味が強く苦みがある。果実を砂糖漬けや飲料とし、果皮や葉から香油をとる。

みかんちゃんはこのコンピュータ上で動作する日本語入力システムを完成させなくてはならない。

桶柑は椪柑とネーブルオレンジとの自然交配種である。桶に入れられて売られていたことから桶柑と呼ばれる。果実は食用される。酸味が少なく甘味がある。気温が高い地域を好むことから、鹿児島県や沖縄県が日本における主な産地になっている。 4 月頃に花をつけ、1 月頃に収穫できる。

お友達が開発用のマシンとして入手し、結局使わなかったので横流しにされてきた。