腐れ蜜柑が腐れ蜜柑である理由

KusaReMKN

腐れ蜜柑? KusaReMKN? 上羽未栞?

みかんちゃんのへやでも言及されている通り、外の人によるとそれぞれちょっと違うらしい(妄言)。

腐れ蜜柑

KusaReMKN の漢字かな交じり表示。 古い形式。 名前の後に蜜柑の絵文字 🍊 があるときもある。

KusaReMKN

読み方はくされみかん。 今の外の人。 プログラミングの初心者。

上羽未栞

読み方はうわばみかん。 愛称はみかんちゃん。 自称大天才美少女プログラミング初心者。 かわいい。

どうして腐れ蜜柑なのか

昔(KusaReMKN が腐れ蜜柑ですらなかったくらい昔)書いていたプログラムに Mikan2 がある(Fig. 1)。 当時、KusaReMKN の使っていた OS は MS-DOS であった。 コマンドの入力をサボりたい気持ちで一杯であり、メニュー形式でアプリケーションを起動するプログラムを作っていたのである。

Mikan2 のメニュー画面
Fig. 1: Mikan2 のメニュー画面

プログラミングにバグはつきものである(プログラマが未熟であったことも要因の一つである)。 Mikan2 ではメニューウィンドウの重ね合わせを表現するために、より下側に表示されている画面の内容を退避させていた。 ウィンドウは色の付いた文字で表現されているので、上位 8 bit に色を、下位 8 bit に文字を憶える合計 16 bit の値を要素にもつ配列にそれらを記憶していた。 その配列の要素 retw からそれぞれの値を取り出すには、次のようなコードを書けば良い。

BYTE chr = ((BYTE) (retw & 0xFF));	/* 文字の部分 */
BYTE att = ((BYTE) (retw >> 8));	/* 色の部分 */

しかし、当時の私は何を思ったのか色の部分を取り出すための retw >> 8 を誤って retw >> 4 と記述してしまった。 このままプログラムを実行すると、画面の表示がぐちゃぐちゃになる。

ぐちゃぐちゃになった Mikan2 の画面
Fig. 2: ぐちゃぐちゃになった Mikan2 の画面

この画面を(実在する)友人に見せたところ、“Mikan 腐ってんじゃん” と言われ、それを所以として腐れ蜜柑というハンドルネームが生まれたのである。